カリフォルニアの空の下、身土不二に一物全体で。料理とお菓子作りの記録など。メイン日記はhttp://senrufan.exblog.jp/にて。


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すり鉢、で

お恥ずかしいことながら、ようやくすり鉢とすりこぎというものを買ったのは、それほど前のことではありません。

胡麻なら、すり胡麻を買っています。
ナッツ類なら、コーヒーミルで挽いています。
他のすりつぶしには、大小とあるフードプロセッサーに頼みます。
それで不自由はなかったので。むしろ、手間が省けて良かったので。

それでも、マクロビレシピを見れば見るほど、どんどん食べたくなって、作りたくなって、と加速がついていくうちに。
料理に費やす時間の温かさ。そんなものを感じるようになってきて。
”省く”ことが、イコール手際の良さ、という世間的な考えには、逆行するのかもしれませんが。

料理の時間を更に温かいものにするには、やはり”手”が必要で。
手、をかける。手数、を惜しまない。一手間、の工夫。
ようやく買ったすり鉢とすりこぎは、私のこの拙い手を、両方要求するもので。

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さっと湯通しした豆腐を、すりこぎで滑らかになるまですり潰し。
これに蒸したかぼちゃを加えて、更にすり潰していきます。
塩と米飴をちょっと、それにしめじと粉をざっと混ぜ、型に流しいれてオーブンで焼く。

中島デコさんのレシピで、かぼちゃと豆腐の卵焼き風。食事にもお弁当にも重宝する、優しく柔らかい味わいです。
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一旦すり鉢に惹かれてしまうと、もっともっとと拍車がかかる。胡麻でも味噌でもず~りずり、と、楽しく挽いて擂ってます。
たまに固めのところに当ると、ついムキになってごりごりとゴリ押ししてしまい、味を損ねてしまった気がして、後でしょんぼり。
新しいおもちゃを手に入れた、5歳児並の付き合いです。

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もう一つ、最近買ったもの。ル・クルーゼでセールだった、陶器製の小さなすり鉢セット。
味噌汁に味噌を入れる時、前はダイレクトにおたまの上で溶いたりしていたのですが(恥)、最近はこれに味噌を入れて、煮汁を少々加えて、丁寧に擂る、ということをやり始めました。
梅干をちょっと潰したり、葛粉を細かくしたりする、などにも、とても便利でありがたいのです。

料理を始めて何年も経っているはずなのに、まだまだ新入生以外のナニモノでもありません。
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by circle-base | 2008-03-23 08:39

保存の為の入れ物、は

保存容器。
余った料理や材料を入れるのに大活躍で、我が家もそれなりの数を持っています。

一番最初に手にしたものは。嬉し恥ずかし新婚の時(…)、母が用意してくれた、ガラス製のパイレックスでした。
なんせガラスなので、粗忽モノの私にかかると、どこかで割れないハズがなく。第一期生の保存容器、今では残っているのは4つほど。
それにまたパイレックスを買い足したり、割れないものを求めて、プラスチック製を買ってみたりして。
サイズも色々揃えたいし、冷凍・電子レンジ可能なものがありがたいと、機能面にも希望は広がっていきました。

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いまや米国だけでなく、各国でもメジャーになりつつある、ジョンソンのZiploc
これのコンテナーのセットが売ってまして、大・中・小・丸型・角型と揃った32個セット、などが、どかん!というサイズで売られています。おまけに安いのは言うまでもありません。
冷凍や電子レンジもOKという食べ物用途は勿論のこと、更に子供のお弁当箱にしたり、小物入れにしたりと、まったく外見にこだわらない、海のごとくに幅も深さも広い使い方@米国流。

私も数年前に、このセットを買いました。
手持ちの容器では足りなくなっていたのと、冷凍庫内をすっきりまとめたかったので、これなら積み重ねられる・中身が見やすい・そのまま解凍もできる、と思ったのですね。
確かにとても使いやすく、割れる心配もなく、気軽で手軽この上なく。友達に何かをあげたい時にも、これに詰めて渡すこともできるし、なかなか重宝しておりました。

でもね、少しずつ少しずつ、ちょっと気になってきたのです。


ディッシュ・ウォッシャー、皿洗い機。キッチンに備え付け。
私は洗い物を溜めるのがイヤで、どんどん手で洗ってしまうのですが、大量の鍋がある時などには、ありがたく活躍してもらってます。

その時は、普通の食器に混ぜて、このジップロックのコンテナーも入れるのですが。
洗浄→すすぎ→乾燥という1コースが終わった後に開けてみると、食器類はちゃんと乾いているのに、ジップロックは水滴だらけ、のままなんですね。
ジップロックに限らず、プラスチック製全般に、その手の傾向が見られます。ちなみにステンレスなどは大丈夫なんですけど。

それを見た時にね、なんとなく、ああ、そういうことなんだなあ、と思ったのです。

自然の中で生まれたものではないから。
その時の気持ちを言葉にすれば、そんなことを思ったのだと思います。

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食品ラップとか。使い捨ての容器とか。
色々と体に良くないとされているものでも、それがここまで広がったのは、それだけの意味があるからだ。私自身はそう思うので、決して否定する気はありません。
自分なりの使い方を考えて、良い距離で付き合っていこう。そんな風に考えます。

ただ思い出してみると、私は小さい頃から、華やかなプラスチック製品より、木を選ぶ子供だったなあ、と。
なので、それなりに大きくなって、友達へのプレゼントを選ぶ時に、どうしても皆が喜ぶようなカラフルなものではなく、見た目がぢみ~~なものを手にとっては、ため息をついたりしていたなあ、と。
それはそのまま変わることなく、自分の娘にもそのようなものを選んで与え、いつしか彼女もおもちゃを嫌がり、庭で拾う枝や葉、紙や糸、布といったものばかりを好むようになりました。

人それぞれの、好みの、そしてこだわりの素材、というものはあるでしょう。
私の場合、キッチン用品のようなものでも、どこか、わずかでも、自然に思える。
そんなものだったら嬉しい、と思ってしまうようです。

こんな私がマクロビオティックに惹かれていくのも、自分では筋道が見えるような気がしてしまうのですから、全く単純なんてものじゃございません。


今日、ガラス製の容器を、2サイズで数個ずつ買いました。
そのまま冷凍はできませんが、冷凍そのものを減らしていきたいと思っているので、ある意味、自分へのハッパになってくれるかもしれません。

今欲しいなあ、と密かに思っているのが、オーガニックコットンの寝具類。
これにはまずは元手が必要なので、しばらくは夢見ているだけです……

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by circle-base | 2008-03-21 10:14