カリフォルニアの空の下、身土不二に一物全体で。料理とお菓子作りの記録など。メイン日記はhttp://senrufan.exblog.jp/にて。


by circle-base

こんにゃく、と

西野椰季子さんのレシピから、こんにゃくのみそ煮です。

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こんにゃくは今までも、まずは塩揉みして、下茹でしてから使っていましたが、その意味を考えたことはなかったなあ、と。なぜないんだ、と呆れる声がします……
このレシピでは、この手の下ごしらえは指定されていませんが、その代わり、熱した胡麻油でじっくりと、じっくりと、時間をかけて炒めるのです。

そうすると、こんにゃくから泡がぷつぷつ出てきます。
そして、きゅーきゅー、と「鳴く」声がしてきます。

この泡こそ、こんにゃくの「陰」だそう。これをしっかり出すことで、こんにゃくを「陽」にするのです。
だから「塩揉み」という作業にも、同様の意味があったのだなあ、と。


今まで当たり前と思っていた、ちょっとした決まりの手順。
ちゃんと理由と意味がある。
料理するごと、そういうことを少しずつ覚えていければいいのですが。

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# by circle-base | 2008-03-09 03:42

こんな始まり

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重ね煮、という手法を知ったのは、マクロビオティックのレシピを見るようになってからでした。

料理というと、まずは肉を切って、野菜を切って、強火で油で炒めて、……
そんな手順でやってきたのに、この重ね煮は全く違うのですね。

鍋の底から、陰性の強いものの順に、野菜を入れて重ねていく。そして塩をひとつまみ。
じっくり弱火でことことと。ただただ、野菜そのものの味が、じっくり引き出されるのを待つ。

今までの料理と違いすぎて、最初は何度も鍋の蓋をとっては、混ぜて炒めたい衝動にかられ。
ゆったりと過ぎる時間が不安で、何度も強火にしたくなり。


でも、出来上がったものを初めて口にした時。
その時間と方法の意味を、身を持って知ることができたのです。


こんな、まだまだほんの入口の。
ゆるゆるマクロ、という言葉に甘えて、レシピ面でしかマクロビを知らない私の。
ようやく理論その他を含めて、実学として進もうと、手探りの、しかもまだその手を伸ばしただけの状態で。

ゆっくりと、じっくりと。重ねた野菜が徐々に力を増すように。
そんな日々を、言葉の形にしてみたくなりました。


たまたま私の誕生日である今日から、そんなことを始めてみたいと思います。
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# by circle-base | 2008-03-08 15:17