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カリフォルニアの空の下、身土不二に一物全体で。料理とお菓子作りの記録など。メイン日記はhttp://senrufan.exblog.jp/にて。


by circle-base

あらめ、のおかげで

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あらめ、あらめ。なんでこんな可愛らしい名前がついたのでしょうか、この海草。

マクロビを知る前に知っていた海草類は、昆布、わかめ、もずくなど幾つかありましたが、あらめは全く知らなくて。
どうしてこの海草がまたマクロビで重宝されるようになったのか、も経緯は知りませんが、海藻類の中でも中庸に近い、と言われれば、その性質のおかげか、とも思います。


海草は味噌汁に、煮物にと便利な上、その料理の味に素直に染まってくれるというイメージがあります。
が、このあらめに限っては、私的には普通の出汁より、天野朋子さんのレシピなどで使われているように、りんごジュースで料理するのが、一番美味しく感じます。

あらめをさっと洗って、りんごジュースでゆっくり煮て。
玉ねぎの薄切り、ちぎったキャベツをささっと茹でて、あらめと一緒に好みのドレッシングで和えたマリネ。
あらめの甘さがアクセントになって、身体に優しいさっぱりさ。


どうしても甘いものがやめられない娘と私の為に、なるべくおかずは甘さを引き出すような調理を心がけよう、とはしているのですが。
未精白の主食の割合を5~6割、というのがきちんと守られてないから、というのも自覚はしているのですけれど。

うまくいかないなあ、とため息をついてしまう、そんな時に、甘いあらめをいただくと、じんわりと沁みてくれる気がします。
by circle-base | 2008-05-27 07:49